「優しいあの子」 「見っけ」編

もうひとつのブログでupしたものを
こちらでもupします。(2019年12月8日16:46うp)


blog.goo.ne.jp

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こぬにちはー(*・ω・)ノ*・ω・)ノ*・ω・)ノ こん♪


今日は張り切って書いて行くぞいの。


前回お伝えしていた
「優しいあの子」のNHK主題歌とは違った視点から見た
spitzオリジナルver.

すなわち、アルバム「見っけ」の世界での
「優しいあの子」についての

感想を書こうと思います。


本当は

昨日書こうと思っていたんだけど、

フィギュアのGP FINALをやってるんだったと思い出し。


それが22:00頃までの放送だったんで
(しかもいつものごとく、ゆづるくんとかネイサン・チェンは
最後の最後に滑走だった。)

それ見てたら遅くなって書けなかったのだよ。

ごめーーんね(。・人・`。))ゴメンネ



というわけで
いつもは夜のブログ更新なんですが、
久しぶりにお昼に書いてます。


臨機応変に。(笑)

いいねぇ。
日曜の午後(*´ω`*)


「優しいあの子」の感想を書く前に
少し昨日見たGP FINALのことを
書いてもいいですか。

いや、
ダメと言われても書くけどね(笑)
(↑なおさら)


今年のGPシリーズは
全部見ようと思っていたのです。

最初は。

でも
カナダ大会をテレビで見て

ゆづるくんの状態が世界選手権のときから
全く変わってなかったので
一変に見る気をなくしまして。。。(笑)

しかも

ゆづるくんの不調にもかかわらず、
特に日本勢の勘違い盛り上がりぶりが
とてもとてもウザい感じだったので

これをずっと見続けることは耐えられないわー(;´∀`)

といった感じで

FINALだけ見ればいいかな
みたいな気持ちになったわけで。


でも

このままだったら
ゆづるくんはFINALでネイサンには勝てないだろうなーとは
思ってました。


昨日見たら
案の定の結果だった。

まぁ、でも

マスコミや観客とかは

ゆづるくんが不調だと
本当に全然理解できてないのか
そう思いたくないのか、

いや、そう思ってやらなければ
いろいろ不都合なことがあるのか
知りませんが

今回も
「ゆづるくんの王座奪還」
みたいな陳腐なのをテーマに
放送してたみたいですけど。

周りの異常かつ無理やりな盛り上がりとは裏腹に

今のゆづるくんの状態は
ゆづるくん自身わかっているだろうし、

でも、
こういう状態になっていることに対して
敢えてジャンプ対決にして
(そうならざるを得ない状況にもっていって)
ゆづるくんが自分でそう決めたことなのだから

まぁ
仕方ないな
というか。

案の定
こういう結果になったので

私もそのままスルーしとこ
とか思ってたけど


昨日
夢にゆづるくんが出てきたので
スルーできなくなりました。(笑)

なので

マサムネさんが
ブランケットを私に
くれたように

私も
なにかゆづるくんに
あげられるものが
あるんじゃないか

できることが
あるんじゃないかと

今朝
もう一度考えてみました。



昨日のフィギュアの大会自体

全体的に
やっぱりなんか
ぎこちないというか

イタリアのトリノ
開催しているFINALなのに
こぢんまりとしているというか

観客も日本人ばっかだし

日本の
その辺で撮って出ししてるみたいな
映像みたいに感じた。

選手の表情も
いまいち輝きがない選手が多く
なんだかすごく違和感を感じるというか。

全体的に
すごく暗かったよね。

今回、良かったのは
ロシアの女子の選手で、
その雰囲気にすら打ち勝ってた。

たぶん国内での競争も苛烈なんだろうな
と思ったけど

新しい選手が次々に出てきてるし
そのどの選手もずば抜けて上手い。

今回一位になった選手も
表現力も今試合に出てる女子のどの選手よりも
レベルが高く、
上手いなぁとしか。(笑)

カナダ大会のときに初めて見たトゥルソワ選手も
あどけない感じで
難度の高いジャンプをピョンピョン飛んでて
在りし日の真央ちゃんを思い出したけど(笑)

真央ちゃん同様
小さいときはぴょんぴょんいけるけど
ジャンプが飛べなくなってからは未知数だな
とか思ってたけど、
今回FINALで見事に黒鳥を踊ってて
びっくりした。

だって
この間10月見た時から
2か月しか経ってないからね。(笑)

最近、
「これぞまさしく進化です!!」
みたいに

「進化」「進化」と
口癖のようにワンパターンに言っている人達が
いるけど
(しかも、不調のゆづるくんに対しても言ってる人いたね)

トゥルソワ選手に対してこそ
言えるんじゃないかと。

ロシアの女子選手達は
もの凄いです。


ザギトワちゃんは
ちょっと元気なかったね。


もちろん
トリプルアクセルがどうとかこうとかいって
振付でなんか上手く見せようとしている
日本の紀平とかは論外

ていうことをわざわざ
書くことすらしなくていい感じ。


底力が全く違う。


だから
今回のFINALは

女子のほうが迫力がありました。


男子はズタボロ
とまではいかないまでも

全体の不調感が
まるでゆづるくんのが
伝播したみたいな感じでした。

ネイサンは
いつもながら
マイペースでクールかつポジティブ
でしたが。(笑)

ネイサンは
もう、ゆづるくんに
勝つことがあたりまえに
なってしまったね。

まぁ現世界王者ですからね。

貫禄が出てる。


そんなところが
今回の全体的な印象でして。

私としても
ゆづるくんに
不調を脱してほしいなと
思うわけです。


でも、
ゆづるくんが
トンネルの出口を
見つけられていないような
印象を持ちました。

たぶん、練習では
上手くいっているんだと思います。

だから周囲の異常な盛り上がりぶりも、
今回こそは、みたいな気持ちが
あったのではないかなと思いますが。

まぁ、どうだろ

あの人達は
全然わかってないからなー。(笑)

とりあえず
本番では
うまくいかない

ってことですよね。


なにか
ちょっとしたことなんだろうけど

うまくいかない
ってことなんだと

思うんです。

だからね
もしかしたら

方法があるかも
とか

思って

考えていたら

違う方法を
思いつきました。


今までは

ゆづるくんに
プーさんで験担ぎするのは
いい加減やめたら?
(だって普通に考えてプーさんで験担ぎできてるなら
ゆづるくんは世界選手権でも今回でも勝っているはずなので。)

とか思ってましたけど

まぁでも
いろんな事情で

ゆづるくんがそれをやめたいと思っても
やめられない状況なのかもしれないし(笑)

なんか
無理なんだなと
思いましたから

ゆづるくんが
精神的に縛られない
別の方法を考えてみました。

どうせ
あいつら
ゆづるくんが負けたって
ゆづるくんが
試合が終わった後
どんな気持ちでいるのか
わからなくたって

なにはともあれ
リンクにぷーさんを大量に投げ込むような
基地外ですから。

それが今回の大会で
はっきりわかりましたから。


もう
基地外に関わるのはやめましょう。

時間と心の無駄です。


というわけで
世界選手権の少し前になったら

ゆづるくんが
試合前に緊張しない
秘策を
教えましょう。

ゆづるくんなら
わかる

ゆづるくんならできる方法です。

あ、
念のため言いますが

松岡修造が言う「ゆづるくんならできる!!」とは
全く違います。(笑)

(あれ聞くたびイラッとするのは
私だけではないはずだ。(笑))


マサムネさんが
私に教えてくれたことが

私に
ちゃんと伝わったように

きっと
ゆづるくんにも
伝わると思います。


だから
ゆづるくんも
負けずに
頑張ってね。

ちゃんと見てるから。


昨日はお誕生日だったんだよね。

ゆづるくんにとっては
最悪なお誕生日だったかもしれないけど


昨日があったから
私はまた
こうして

ゆづるくんに何かを
書くことができているということで。

ゆづるくん

お誕生日おめでとう。


ではでは
長くなりましたが、

お待たせいたしました。


本日のテーマ

spitzの「優しいあの子」
spitzオリジナル(←私の気持ちの中だけ)ver.についての
感想です。

実は、
ゆづるくんの話も

これから書くことと少し
関係してます。


ふふ。

さて、
今回のspitzのアルバム「見っけ」ですが、

先日NHK主題歌編でも書いたように

spitzの歌は多重構造になっていて
いろんな解釈が可能です。


この間、自分のブログ記事を書いた後

ほかの人達はどんなことを書いているかな
と思っていくつか読んだりも
しました。

だいたいプロの人達の文章(ライターさんとか)のものを
読みましたが、

その人達の書いていることも自分とは違う視点で
なるほどねとか思ったり。

あと、個人的に
‘「ぼくのしっぽ」の解釈で気になってしかたないこと’みたいに書いている
人がいて、おもしろかった。

私もこの間の記事で、‘地図’っていう言葉が他の曲でも実は出てきて・・・
みたいなことを書いたけど、

私はその人の言っているような解釈で具体的に書こうとかは思ってないので
安心してください(笑)


にしても、こんな風に
いろんな人がいろんな風に感じることができるってことは
本当にspitzの世界は懐が深いというか。

特にマサムネさんの言葉の世界に入り込んでしまうと
くるくるとめくるめく世界で

いろんな欠片をあれこれ探したりして

それも「見っけ」かな

とも思います。


曲にもいろんな要素がたくさん入っていて

たぶん、マサムネさんが

おもしろいな思ったものとか

これ、入れてみよ

みたいに思ったものとかが
たくさん入っていて

とても楽しい。


そういうあれこれが

不思議と素敵なバランスで
ひとつに組み立てられている世界が

spitzの世界でもありますし、

と言いつつも

まるで
さらりと流れるひとすじの川のながれのように

または
ぴゅーっと吹く風のように


それは
川であり

風であるような

シンプルで
それはそれ以外の何とも言えない存在であるような

そのまますうっと心に入ってくる曲も
あります。


今回のアルバム「見っけ」では、

特に、音の世界が
イメージをくっきりと呼び起こさせるような曲たちが
多いな
と思います。

アルバムの曲の構成において

そういう曲たちの傾向も曲のいくつかに
分けられるとは思いますが、

今回感想を書く「優しいあの子」を含めて、

イメージが戯画的、寓話的なものがいくつかあります。

音を聴いて、おとぎ話のように
イメージが頭に浮かぶもの

というような感じでしょうか。


「優しいあの子」のどこが戯画的、寓話的なんだ

と思われるかもしれませんが、

アルバム全体をひとつの物語として考えたら、

この曲は物語のプロローグみたいなものだろうな
と思います。


だから、
この間NHK主題歌編で書いたように 

‘朝’とか

‘女の子が歩き始める’みたいなイメージが
頭に浮かぶのかな、と。

例えばそれは、

赤ずきんちゃんが

お母さんに頼まれて
おばあちゃんの家へおつかいにでかける

その森の道とか。

オオカミが
それを
木陰からを見ていてる、

みたいなね。

赤ずきんちゃんは

オオカミに見られていることも知らないで

鼻歌を歌いながら
歩いたり

道端に咲いてるお花とかつんだりしているのね。

オオカミは

どうやって
その女の子を
食べちゃおうかな

とか考えたりしているのかも。

もしかしたら

見ているだけで
食べちゃうとか
考えていない

内気な
オオカミさんなのかもしれない

とかね。


音から感じるイメージは
そういう世界です。

だから

このアルバムの最初の曲
「見っけ」はその物語への入り口の曲なので

本当はそこから
感想も書き始めたほうがいいと思うのだけれど、

NHKの例の嫌なことは最初に
書いて終わらせておきたかったので

感想を書く順番は
個人的な都合です。(笑)


あ、ちなみに
この間のNHKの曲編で記事にアップした絵は
もちろんTonyさんの絵なんだけど

曲にフレンチホルンが入っているので
添付しますた (・∀・)


このフレンチホルンの音も

なんだか
かわいらしく。

リズムも明るくて、かるいのね。


で、この曲のもうひとつの特徴は

雪風」です。

この間のNHKの主題歌編で
‘番組の主題歌になった経緯がいまいち不明(笑)’
ということを書いたけど、

もしかしたら
雪風」だったのかな

私は思ったのです。



最初、
この曲の後半の曲の雰囲気が変わるところ
(コーラスの入ってる箇所)
を聴いていて、
雪風」の部分を思い出したので。

あ、「雪風」だ
とか思って。


ちょうど、歌詞も

「消えかけた火を胸に抱き たどり着いたコタン」となっていて

物語の主人公が北の大地を旅していることに気づくわけで。

寒くて暗いところを凍えながら旅してきているんですね。


明るく、楽し気な旅だったり

寒くて、凍えそうな旅だったり
しているわけです。


歌詞では「重い扉を押し開けたら 暗い道が続いていて」とあるので、

本当は最初から

ずっと暗くて 寒い 凍えそうな道だったんです。


表向きは、あんなに明るくて楽しそうなのにね。


さてさて

ここで
「優しいあの子」とは
一体どいういう子なんでしょう?

ってことになります。

この曲では、
歌っている主人公(おそらく‘ぼく’)が
自分が目にしている風景を見せたい相手なんだと思いますが。

普通、
人が誰かに何かを見せたい相手を思い浮かべるとき

どんなふうに言うと思います?

「あー、これを○○ちゃんにも見せてあげたいな」

って思うと思います。


「あー、これを‘優しい’〇〇ちゃんにも見せてあげたいな」
というのは

言うときもあるけど

あまり
言わないです。(笑)


つまり、

「あの子に見せたい」
のではなく

「優しいあの子に見せたい」
わけです。


これは、
こういうことです。

「‘優しいほうの’あの子に見せてあげたい」
ということなんです。

それは
何故か。

なぜなら

‘優しくないあの子’は見てくれないからです。

たぶん。

或いは、
見せても、ふーんとしか言ってくれないのかもね。(笑)


優しいあの子 と 優しくないあの子が
二人いて

優しいあの子には見せたいけど
優しくないあの子には見せたくないんだよ
お前じゃないよ
ばーか、ばーか

みたいな感じだったら
マサムネさんは相当性格が悪いと思いますが、

そうではなく(笑)


たぶん、

優しいあの子と優しくないあの子は
同一人物かなと思います。

というのも、

その次にその同じ「あの子」に
‘古い許しの歌を聴かせたい’とあるからです。

たぶん、なんか怒らせたんですかね?
その子が口も聞いてくれないのは。

だから、その子が
今「優しくない」のにも
なんだか理由がありそうです。


そんなことを
考えると、

‘ぼく’が旅しているのは

「あの子」の心の旅なのだと
わかります。

とりつくしまもない
暗い心の闇の中を手探りで
一生懸命探しています。


疲れて、

たどり着いた先の風景に

すごく大きな空があって。



私も
北海道の広大な大地を
なんとなく写真とかで見たことがありますが

丸い大空というのは、

実際は
はるか遠くに地平線が見えるあたりまで
空が続いているのかな

とか想像したりしました。

海とかで
地平線が丸く見えたりするじゃないですか

そういうことなのかな
と。

spitzファンならわかると思いますが

インディゴ地平線」です。


それを
写真とかの
切り取られた景色ではなくて、

一緒に見たい
ってことなのかな


思いました。

その場所で
一緒に

二人で。


そんなことを
考えていて。

雪風」のことを思い出していました。


そしたら、

この曲は
‘北風と太陽’なんだな
と思いました。


童話にある
北風と太陽のお話です。

一人の旅人が
歩いていて、

太陽と北風が勝負をするんです。

あの旅人の
コートを脱がせたほうが
勝ち
みたいなね。

最初は
北風が

寒くて冷たい風で
旅人のコートを吹き飛ばそうとしました。


でも、
旅人は、
ますますコートをしっかりと
押さえつけて

脱ぐことはありませんでした。


次に太陽が

その熱で
旅人を暖めました。

すると、
旅人は暑くなって
コートを脱ぎました。

こうやって
太陽は北風との勝負に勝ったのでした。


そういう話です。

「優しいあの子」という曲は、
どちらかといえば

‘北風'寄りの立場で歌われているのかもしれません。

「氷を散らす風すら 味方にもできるんだな」

というのは
例えば、
北国で暮らす人々の知恵のように


北風の中でも
元気に明るく生きている人達のように

つらく厳しい毎日でも
前向きに生きている人達もいる
みたいな
ことを
歌っているのかな

と思います。

すなわち、
その人には
その人それぞれの考え方
生き方があって

一概に
寓話のように一方向的な考え方で
実際に考えることはできないけれど

ということなのかもしれませんが。


だから
‘北風と太陽’の旅人は

「あの子」
であり、

心を閉ざしたままの
「あの子」の心を旅する
‘ぼく’でもあるのだな
と。


「あの子」の中の

「優しいあの子」を
必死に見つけようとして
くれていました。


だから、
この歌も


優しいあの子を
見つけて
聴かせたい歌なんだと思いました。


だから、
この歌を聴いて、

最後の最後に

ボーナストラックで

「ブランケット」を
聴いたときに

私は
涙がとまらなかったんです。


私は優しくはありませんが、


マサムネさんは

なんて優しい人なんだろうな

と。


本当の意味で
優しい人なんだな

と。


どんなに寒くて凍えそうでも
それが当たり前になっていても

やっぱり
ひとかけらのぬくもりがなければ
人は生きられないし、

そのぬくもりが
どれほど大切でありがたいものなのかを

そういう寒さと冷たさの中で生きている人こそ
知っているわけです。


だから、私も

本当は
どうしても
誰かのぬくもりが必要だったし、

私にとっては
それが
マサムネさんという人の存在であり、

spitzの歌だったんだな

って思ったからです。


その優しさが

私の中に少しだけ残っていた
優しさを

見つけてくれたのだと
思いました。


というのが

私が
この曲を聴いて
勝手に思った感想です。


歌の解釈も
人それぞれだし、

本当の意味は
もちろんマサムネさんしか
知らないし、

マサムネさんは
それを言わないことにしているので

私達が自由に思ったり考えたりすることを
許してくれている。


だから、
私は

今もspitzの歌の世界の中で

自由に遊んだり

はばたいたりすることができるのです。


また、ブログを復活するときに

どういう風な気持ちで
始めようか

正直
あまり考えていませんでした。


でも、

ひとつ決めたことは


いつか

今度は

私が

マサムネさんを

あたためよう
と。



マサムネさんが

そう

望むなら


ですが。



というわけで
「優しいあの子」の感想

「見っけ」編でした☆




次の曲の感想はまた後日に♪


またぬー(*ゝω・*)ノ


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2020年01月18日1:35再公開。
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