「優しいあの子」 NHK主題歌編

もひとつのブログでupしたものを
こちらでもupしておきます。

blog.goo.ne.jp


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どもども。

こんばんは(´・ω・`)ノシ 


今日からspitzの新しいアルバムの曲について
日常のあれこれ(あくまでもワタシ生活)の中で
感じたこととともに
少しずつ書いていきたいと思いまする。


10月に最初にアルバムを聴いたあとに
久しぶりにspitzのHPに行ったら

メディア情報で
NHKのSONGSに出演するという情報「のみ」TOPのお知らせのところに
あったので

過去のいろいろな経緯から←(笑)
NHKとかあまり見る気はしなかったのだけれど
せっかくspitzが久しぶりにテレビに出るのだし

というか動いているspitzが見たいという欲求を
抑えきれずに見てしまったわけですが。


番組の中で、マサムネさんもおっしゃってましたが
どんな風な経緯でNHKの朝ドラ100回記念の主題歌をspitz
ということになったのか
いまいち謎らしく。

だってその前に「歌ウサギ」のときにspitz広瀬すず&ジャニーズ
みたいな組み合わせのMVが曲発売後だいぶあとから出てきて
そのときは華麗にスルーしましたけど

あれから1年も経ってないのに
またspitz&広瀬すず
みたいな。(笑)

しかも
世の中にどれだけの主題歌と主演俳優or女優の組み合わせがあると
思ってるんです?
みたいな。

ついでに、エレカシであれだけ
NHKの紅白云々で一悶着(しかも私の中だけで)あったのに

またしつこくNHKがらみ?

とか思って

ワタクシ的には
普通に

「しつけーよ。嫌がらせストーカーども」

と思っていました。(笑)


なので
spitzNHKに絡んでいると思われる
朝ドラ開始時期(4月以降)は
spitzごとまるっとスルーしまして。

なので
ブログにも一切spitz関係書いてなかったのよね。(笑)

日常でもその時期spitz関連一切聴かないようにしてたからね。


で、7月頃くらいから
そろそろ朝ドラも終わってるだろうと思って
spitz解禁して曲とか聴き始めたら

NHKの朝ドラはワンクール半年だったらしく(笑)

それを知ったとき
若干(怒`・ω・´)ムキッとなりましたが

まぁネットの情報とか追ってないんで
わからないですけど

spitzが紅白に出るとかなったら

昨日言ってたライブの感想とアルバム感想総まとめは
年明けて
だいーーーーーーーーーーーーぶ経ってから
書こうかな
などと思っている次第です。(笑)


そんなわけですが、

今回のアルバム「MIKKE」にて
「優しいあの子」を聴きまして。


最初NHKの主題歌に決まったことを知ったのと同時に、
「優しいあの子」というタイトルを見て

まー

優しい子じゃないからな。。。。 ( ´_ゝ`)(笑)


とか思って聴かなかったのですが←

実際聴いてみて

最初に思ったのが


NHKぽいなー!(≧∇≦*)」

ということでした。


それは
悪い意味ではなく。

マサムネさんは
職人さんだな
と。

プロの仕事を見た気がしました。

たぶん
マサムネさんは

今回のNHKの朝ドラの主題歌という
しかも100回記念というお仕事を引き受けるにあたり

ちゃんとそこで果たすべき役割というか
ビジョンを明確に持たれて
この曲作りにあたられたんだろな
と思います。

私が
「優しいあの子」を聴いて
浮かんだイメージは
やっぱり“朝”なんですよね。

しかも、
なんていうか

ちょっと懐かしい
家族の日常の朝というか。

よくある家族ドラマとかの
朝の風景というか。

リアルなようで
リアルではないかもしれない

朝の風景の“定番”みたいな。


それはまぁ
今までNHKが作りあげてきた
“朝の一つの型”みたいなものであり

それはやはり
NHKが長い歴史をかけて作り上げた
ドラマの手法だと思うんですよね。

だから
今だけじゃなくて
昔からNHKの朝ドラを見てきた人たちは
あー、なんかNHKだな

NHKの朝ドラだな
って思うっていうか。

わかる人には
わかるというか。

だからね

NHKに今まで朝ドラを一生懸命作ってきた人達には
きっとわかるだろうっていうか

そういう人たちが
気づいて嬉しいし、がんばろうって思えるような
曲だな
と私は思いました。

そういう人達は
きっとひそかに喜んでいるんじゃないかな
って思ってました。


spitzがこんなにNHKにぴったりな
素敵な曲を作ってくれた
って
喜んでいるだろうな
って。

そう思っていたので

「SONGS」を見たときに

草刈正雄さんが

spitzの曲について
とても嬉しそうに話していらっしゃるのを聞いて

あーやっぱり!!ヽ(*´∀`)ノ
と。

そうか
俳優さん達は
どんなドラマにでも
やっぱりすごく一生懸命取り組んでいらっしゃるんだな

ってことに気づきました。


NHKのドラマが
少しでも
良いものになっているとしたら

それは
そうやって
陰になり日向になり
一生懸命やってくれている人達がいるからであって

そういう
ちゃんと仕事をしている人達がいるからこそ

朝ドラとして人の記憶に残るモノに
仕上がっているのだという

当たり前の事実に

NHKの一部の適当な仕事をしている人達にも

おーしーえーたいー♪


ということで。(笑)

プロのお仕事の心意気を
感じた次第でございます。


だから、

実は
草刈正雄さんが言っていた

“切り替えのスイッチ”
みたいなのが

今、spitzの曲を聴いている私の気持ちに
一番近かったというか。

だから、
仕事に出かけていく朝に
「優しいあの子」も
ちゃんと聴けるというか。


おんなじ想いをしている人も
いるんだなぁ
って思って

さらに元気づけられました(*゚ー゚*)


というわけで
「優しいあの子」がNHKの主題歌となったがために

NHK向けの側面と

もう一つの側面が
この曲にはあって

その二つの側面を私は
感じながら
聴いているのですが、

今日は、
このNHKの主題歌としての側面について
書いております。


NHKって以前までは
お堅いというか
真面目というか


そういうイメージが
あったと思うんです。

でも
その真面目なところが
時代遅れで野暮ったいと
思われがちだったんですけど、

でもその真面目さを信用して

やっぱり台風情報とか災害情報とかを
見るときには
NHKを見ちゃうっていう人
今もいると思います。


融通が利かないような生真面目さ
みたいなのを
若い人たちが敬遠して
視聴率も下がってきていて
公共放送としての立場が
危うくなったのかどうかは
知りませんが

NHK

なんか変わろうとしているんだな

っていうのは

結構前から感じては
いました。


でも、現在の時点で
それを見てみると

なんというか

上手くいってないな
というのはよくわかるというか。(笑)


何か流行を取り入れようとして
お年寄りが若作りしているような印象?

まぁNHKにも若い人材が
たくさん採用されているのかもしれませんが

その人達の資質も疑わざるを得ないというか。(笑)


その過程で
NHKの唯一の取柄だった

真面目なところ

という部分も失われつつあるどころか

最近のNHKの今の番組の制作姿勢みたいなものを
表面的に見てみるとですね

この人たち
すんごい適当ですよね

っていうことしか
思わないんですけど。(笑)



今回も
SONGSの中で紹介された「なつぞら」の内容とか
セリフの断片とか聞いても
ものすごく浅くて

たぶん北海道の雄大な自然の中で素直に育った少女が
大人へと成長していく様を
今乗っかっとかないといけないと思われる“アニメ”に
関連付けて主人公をアニメーター志望にして
その人生の紆余曲折みたいなもの
(要するに女性の自立とか子育てとか人生のさまざまなこと=NHKのオハコ)
を描きたいんでしょうね

っていうのは
最初の1分くらいで理解はできる。

けど、
多分、それ以上のことは特に深く考えられていなくて
こんな風にしたらいいんじゃないかみたいな漠然としたイメージは
あるけど、
どうしてもそれを描きたいわけじゃないから
結局何がしたいのん?
という感じ。

全然深みがないし、あちこちで矛盾しまくりで
適当すぎるんですよ。

例えば、「SONGS」の中で出てきた
草刈正雄さんのセリフで
「東京に行って耕して来い」みたいなのを
主人公の女の子(広瀬すず)に言うみたいなシーンとかが
あるらしいんですけど

(たぶん“耕す”っていうのを
北海道の屯田兵が開拓して新しい世界を作り上げていく
みたいなのとかけていると思われる。)

いや、
“耕す”とか“開拓する”っていうのは
“何もないところに切り込みを入れる”ってことですからね
と。

それだったら
アニメーターが活躍できる土壌の何もない“北海道”で“耕す”べきであって。

何故東京へ出ていくかというと、そこに
アニメーターとして活躍できる土壌が“既にある”からやりやすいわけです。

もしくは、アニメーターとして活躍できる土壌はなくても、
少なくとも“北海道”でやるよりは“やりやすい”からなんです。

今もこれだけ通信や交通が発達している中でも

東京に出ていきたがる人達がいるのは

やっぱり“東京に行ったほうがやりやすい”からなんですよ。


だから、それだったら単に“北海道出身の東京で活躍するアニメーター”なわけで

“北海道”を舞台にする必要が全くないわけです。


“北海道”に雄大な自然が残っていて、それが主人公に独特の感性を与えている
とかいう陳腐な発想も、都会の人たちっぽい安易な考え方だなと
思います。

結構どこもちょっと行ったら田舎なので、自然に触れ合えますよ。

だから
たぶん、まず、北海道ありき
みたいな視点で作り始めたんだろうな
と思います。

全部後付けなの。

で、たぶん今令和元年とかの影響で新しい時代ブームが来ているので

北海道の屯田兵と新境地の開拓
みたいなのをおもいついたのかなと思いますけど。

あと、
どこぞの政党とか団体とか明治維新とかが大好きだから
その影響とかもあるのかもしれんが。


(まぁ実は私は個人的に裏で、今の日本で“世間”に汚染されていないのは
北海道とかかもしれないとか思っていたので、そろそろ北海道にも
その手が伸びたのかなとかも思いましたけど。(笑))

歴史の勉強をしてきた人なら
みんな知っていると思うのですが

屯田兵の北海道の開拓はアイヌ民族の追放とその居住地の強奪
抜きには語れず、
ほぼほぼ侵略行為に近かったと言われています。

その部分について
もしかしたら
ドラマで少し触れているのかもしれませんけど


どう考えても
屯田兵の話題が
この見切り発車的かつ矛盾にあふれたストーリーと
NHKのほのぼの朝ドラに合うとも思えないし。

要するに
適当すぎるんですよね。

ていうか
なんで適当なくせに

慎重かつそれこそセンシティブな要素をはらむ
屯田兵の話題とかを組み込もうとするの?

みたいな(笑)

絶対無理でそ。

たぶん、

そいういうのを平気で
やってるところが
鈍感っていうか

要するに
適当すぎるんです。

(大事なことなので二回言いました。
あ、三回か。(笑))


SONGSで
なつぞら」についての
ストーリーの紹介をちょっと聞いた時点で
いらっとしましたもの。

これをねー
一生懸命演じている俳優さんたちがね

ほんと気の毒ですよ。

でもね。


プロだね。

それでも
プロはやりとげるんだね

自分の仕事を。

そんなことを
NHK
アイタタタタタ(≧д≦ )

何かしらを目にするたびに
思ったこの頃でした。


プロの仕事をやりきる人たちを見るとね
私も頑張ろうと思えました。

今回
spitzの描いた
NHK主題歌としての「優しいあの子」は

今まで
NHKの朝ドラ製作者達が
積み重ねてきた

朝の“定番”がうまく表現されていたような
印象でした。

曲の長さも
ちょうどよいくらいだし

リズムもかるく。

だから
ちょっと前まで
当たり前にあった

朝の風景
みたいな感じだな
と。

なんかね

曲聴きながら

この部分で主人公が
歩いてたり
自転車に乗ってたりして



その子を振り返る
他の登場人物とかが出てきたりして

挨拶をかわしたり
笑顔で見送ったり
みたいなシーンが

バックにありつつ進み、


最後は
青空になって

曲の終わり方も
そのまま

実際のその回のシーンの映像に
入っていく
NHKはCMないから)
みたいな

カメラロールみたいなのさえ思い浮かびました。


(実際、SONGSで見た「なつぞら」のタイトルバックあたりが
想像のまんまだったので笑えました。(笑))


それがね
嫌味とかじゃなく

やさしい
感じで仕上がっている

とても素敵な曲でした。


ちなみに
SONGSの中で吉沢亮さん(?名前違ってたらすみません。)が言っていた
“困難な道の果てに新しい世界が続いていて、
新しい何かを表現するときの自分の想いみたいなものが自分や自分の役へと
投影できる”みたいなお話は
曲の解釈にすごく合うな、
と思いました。


たぶん、きっと今までも、これからもそうだと思うけれども

マサムネさんは
ロックというものや、自分の作り出す音楽について

いつも新しい世界へと続く道を
もしかしたら一人、暗闇の中で歩いているのかもしれないし、

たぶん、spitzファンならばみんな知っているはずだけれども

マサムネさんがパーソナリティーのラジオの「ロック大陸漫遊記」でも
同じことをやっているのだと私は思うのです。


それは、安易に屯田兵の侵略行為みたいなものを明治政府が勝手に“開拓”と
言っているのとは違って

古い地図を辿り、その先の新しい世界について
今度は自分が地図で描くという行為であると

私は思うわけで。

そこが

似て非なるところ

といったところでしょうか。


この地図というキーワードは実は別の曲にも出てきて。

それは
ちょっと

(≧艸≦)な感じに私はとらえているわけですけれども。

それはまた
別の機会にでも書けたらと。


spitzの曲は多重構造ですので、
いろんなところからspitzの世界に入り込んで
楽しめます。


というわけで

次回は
「優しいあの子」spitzオリジナルver.の感想ということで
書きたいと思っております。


今わたくしがやっているお仕事は
結構体力勝負なのと
帰ってきてからも、いろいろとやりたいこともあるため
平日はやっぱりあんまり書けないと思いますので
次のブログupは週末あたりになるかと思います。


それまでに
私も
書きたいことを脳内でまとめておきたいと思います。(笑)

そんな感じで


ではでは
またぬー|´▽`●)ノ |Ю  |


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2020年01月18日1:30再公開。
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