SPITZ 30th ANNIVERSARYTOUR“THIRTY30FIFTY50”9/2（土）＠マリンメッセ福岡 ライブ感想
もう一個のブログに書きましたが
こちらでもup☆↓
＊ ＊ ＊
一人で聴いていたとき
いつか
ライブに行って
目の前で
歌と曲を聴く日がくるなんて
想像もしていなかった。
まるで
遠い遠い
おとぎ話の世界と
同じくらいに
思っていたから。
それくらい
私にとっては
とても大切な世界でも
あったの。
だから
今
こんな風に
そして
考えてもみなかった状況で
それが
実現するなんて。
実感がないまま
会場に向かった。
開場まで
戯れながら
のらりくらりと
過ごしてました。
その
宙ぶらりんな気持ちが
一気に拡散したのは
まさに
ライブが始まってからだった。
真っ暗闇の
ステージの中央から
閃光が
あらゆる方向へと
伸び
会場のあらゆる場所に
届いた。
それは
スピッツの音楽の世界が
宝箱からあふれ出すように始まった
合図だった。
この日のライブは
スピッツは
ただ
ただ
まっすぐに愛を奏でた。
それは
まっすぐな
「君」への想い。
あらゆる
「人」としての想い。
想いにまつわる
あらゆる感情が
歌われた。
たたみかけるように
何度も
何度も。
でも
それは
やはり
「愛」という
ひとつの
感情に
集約されるように
思えた。
「愛」って
むずかしい。
けれど
それは
とても
「自然」な形で
音楽になった。
マサムネさんの歌声は
まっすぐに
心の奥底まで
届き
繰り返し
打ち寄せては
広がる波のように
私の心を浸した。
風に吹かれて
その身を揺らす
青い葉のように
私の心は
何度も
揺られた。
それは、
まるで
世界の法則みたいだった。
歌そのものが
「自然」みたいだった。
私の心に
最初から
あった一部のように
それは
当たり前に
そして
とても心地よく
私の心で広がっていって
私の心と体は
すべてが
「歌」になった。
重なった
リズムとメロディー
あらゆる音が
心と体を満たして
すべてが
「音楽」になった。
そして
そこで
私は「愛」を
感じた。
一人で
夜空に星を探した指が
私の心をなぞった。
そのときの
ひとりぼっちの
孤独な気持ちとか。
それでも
一人で
小さな星を見つけたときの
嬉しさとか。
その星を
誰かに見せたくなって
でも
「誰か」って
誰だろうって
ずっと探してた。
そして
その「誰か」が
ここにいたんだな
って。
ずっと前から
わかってたけど
わからなかったのかも
しれない。
当たり前すぎて。
そうして
おとぎ話の世界は
その瞬間
魔法みたいに
現実になったのだった。
光は
キラキラしていて
夜の闇は深くて
私の胸は
ドキドキした。
心地よくて
ずっと
気持ちよかった。
やさしく
やさしく
愛を感じながら
見たことがあるような
見たこともないような
懐かしい
思い出を
やさしく抱きしめながら
何度も
心を
行き通わせて
重なり合った。
言葉は
儚い。
私の言葉では
語りつくせない。
だけど、
私は
その夜
私自身が
奏でられる音楽のひとつに
なったことを
愛で満たされたことを
これからも
ずっと忘れない。
たとえば
それは
宇宙の歴史のように
生まれては
消える
星のいのちのように
きっと
これからも
訪れる夜であり、
そして
繰り返される
愛の営みである
かもしれない。
けれども
この夜が
ずっと
ずっと
続いたらいいな
と
せつない気持ちを
ふと
思い出したり
握り締めたり
しながら
そう願った。
愛する人を
傷つけてしまうのは
きっと
最後の手段なんだ
と
いろんなことを
思い出して
ちょっと
泣いてしまった。
* * *
猫になりたい 君の腕の中
消えないように キズつけてあげるよ
* * *
この日のスピッツのコンサートは
30周年を記念して
メンバーのみなさん曰く
「いつもより大きな会場」だそうで、
演出も、とても凝っていて
複数のカメラがステージ前から撮った映像を
ステージ上にある巨大モニタ（これも複数ある）に
デザインされたグラフィックとともに
適宜映し出すという方法がとられていて
光の効果とあわせて、とても素敵な演出が
施されていました。
マサムネさんが
「人もたくさん集まってくれて、
たくさんの人にお誕生日のお祝いしてくれているみたいで、
ありがとうございます。」と言われていて
和やかな雰囲気の
素敵なアニバーサリーライブだと
思いました
たまに曲の間にMCが入っていて
こちらもとても和やかな感じ。
最初の
MCのときに
マサムネさんが、地元ならではの博多弁で
「頑張るけん、付いて来ぃ！（←きぃと読みます）」
と言っていて
か。。。かわいい(〃≧∀≦)
とか
しょっぱなから思いつつ。
福岡県民には嬉しい
福岡話題のサービスもあり
今は亡きZepp Fukuokaのこととかも
「今は更地になってて。」とか
マサムネさんは
すごい詳しくて（笑
さすが(*´艸`*)
と思いました。
崎山さんが言われていたけれど、
「福岡はホークスを応援するムードがすごくて
（西鉄）バスとかの運転手さんも
Softbankのユニフォーム着てるから、びっくりした。」
と。
そうそう。。。。
ペッパー君も
Softbankのユニフォーム着てるし
そうなんですよ（笑
とか
思わず相打ちをうちつつ
聞いてしまう和やかさ（*´﹀`*)
定番の福岡県民が体操のときに
「ヤー！」と声を出す話題などもあり（笑
あとからクジヒロコさんが
「みんなで声出してみて」みたいに言われて
何の声をだすかというときに
その「ヤー！」が採用されて
マサムネさんから
「ダチョウ倶楽部みたいだね」と
言われていたけど(*´罒`*)
和やか過ぎて
「夜を駆ける」のあとのMCでメンバー紹介があったとき、
マサムネさんから話しかけられた田村さんが
「「夜を駆ける」に集中してたから、今は
話しかけてほしくない。」みたいなことを
言われていました(＊´ω｀)
確かに「夜を駆ける」のとき
田村さんはすごい集中して演奏されていたなと
思いました。
（↑ちょうどその曲のときは田村さんを見ていたので知ってた。）
それから
テツヤさんは
見た目はクールなのに
話がすごいおもしろいなとヾ(≧∇≦*)
もし、マサムネさんに演技の仕事がきたら
という話をしていて、
テツヤさんが真剣に「やめてね。」と
言っていたのもおもしろかった。
でも
マサムネさんは
演技の仕事はしないけど、
バンド内で演劇みたいなのはやりたい
と
（そしてテツヤさんは「それはいいけど。。。」
と言いつつ頭を抱えてた。。。（笑））
やっぱりマサムネさんって
かわいいな。。。。(*´Д｀*)
ライブの選曲は
すごく聴きたいなぁと思っていた曲ばかりで
個人的にはすごく嬉しかったです。
前半は
個人的には
うっとりと
とろける選曲が多くて
それだけでも
もう心が痛くなるほど
感激してしまって、
後半は元気になる曲も多く
「恋する凡人」から「けもの道」あたりは
ほんと
きゃーってなりながら聴いていました。
「けもの道」のときのテツヤさんのギターソロあたりから
会場もかなり熱気がピークに達して
すべての意味を わかり始める
あーまりに 青い 空のしたー ♪
みたいな感じて
会場全体が歌いだしてしまいそうな雰囲気で
楽しかった。
最後
マサムネさんが
もう二度と 君を離さない ♪
って歌って
もう
きゃー(≧□≦)
て
そりゃなるよねと思うけど
私はもう、ただただ感動してしまいました。
「俺のすべて」のときには
ステージの端のほう（スタンドF方面）まで
マサムネさん走って来てくれたし。
本編最後からアンコールにかけて
初めて
「1987→」、「歌ウサギ」も聴けました。
「1987→」は
スピッツは正真正銘のロックバンドなんだぜ
っていう気概を感じたし、
「歌ウサギ」は
せつなくて。
とてもじんわりとなった頃
最後の最後に
「春の歌」を
歌ってくれました。
嬉しかった。。。。
マサムネさんが
「また会おう」
って言ってくれていたので
「また来ます！」とか
思ったよ(。≧Д≦。)
スピッツは
初めてで、
それにライブも久しぶりだったので
（しかも初マリンメッセだった）
ちょっと緊張もしたけど
すごく楽しかったです。
スピッツのファンの方々も
やさしかったので（ライブに来ていた方は）
ほっと一安心なのでした。
「メモリーズ・カスタム」のときは
客席で決まってる振り付けみたいなのが
あるみたいで
おもしろかったです。
あとね
ピンバッチのピカピカは
あの会場で演出として、ライブ中もやってよかったみたいで
私も途中でピカピカさせてみたりしてたけど、
ちゃんとグッズの説明のところに書いてあったみたいです。
（あとからもらったグッズのパンフレットみたいのに書いてあった。）
ただし、
「今回のライブ以外のところでは使わないでください」と。(笑)
もっとピカピカさせておけばよかったわ o(T△T)o
と
ちょっと後悔しましたけど。
まぁおうちでなんかのときに
ピカピカさせて遊ぶからいいよ。
（どんな遊びよ。）
というわけで
なんだかんだで
とっても楽しんだライブでした。
素敵な時間をありがとうござました！！！
2017.9.4 spitz 9/2（土）＠マリンメッセ福岡 感想までに♪
