みんなそうだから。

        2017/07/10/07:25



おはよう(・∀・)ノ

今日からまた
1週間ですねぇ。


この週末は
土曜日に
いろいろと
やらなくちゃいけなかったことを
片付けたので

日曜日は
ゆっくり
してました。

朝すごい雨だったこともあって
1日のんびり過ごそうと思って。

昨日いくつか映画見たけど
お昼に見た
車いすの殺し屋が出てくるやつと
「葛城事件」ね。

最初はね
よくある
ニートが狂って無差別殺人起こしました的な
感じかなと
思ってたけど
違ったね。


どの登場人物も
言ってることが
とてもよく理解ができた。
(それに賛同するかどうかは
別として。)


どこにでもある家族だ。

何ら他の人と変わりない。

もし
その家族のうちの
誰かが無差別殺人を起こしたとしたら

きっと
そうなる可能性は
どんな家族にも
あることになるだろう。

まぁ
安心してください(笑)

普通は起きないから
(^-^)


「葛城事件」では
社会がどれだけ家族に影響を与えたか
ということは
極力排除してあるので
逆に社会の影響というのが
ない
と仮定して
話を進めることにする。


その理屈からすれば
つまり
社会があの家族にしてあげられることは
何もないということだが。

まぁ
でも
人って
社会との関わりなんて
ある人もない人も
そんなに大差ないものだと思う。

例えば
その映画の一家の主、
「お父さん」は
親から譲り受けた
金物屋の店先に座って
長いこと「仕事」してきたらしい。


長男が大人になって
誰も来ない店先に
座って
少しだけ開かれた空間を
それだけがまさに社会との接点だと
いうかのような見えかたを
人はしたかもしれない


「お父さん」は
若い頃は金物にかけては
色ひとつとっても
たくさんのカタログから
熱心に選ぶ金物の「プロ」であって
家まで建てて立派に
「社会人」として
子供二人を育てる素晴らしい環境を
手に入れていた人物だったのだ。

それでも
息子にはもっと広い世界を見てほしい

金物屋のあとを継がせることは
しないと決めていた。


大人になった息子は
リストラされて
それが最後の拠り所で
それを絶ちきられてしまったから
とても
皮肉な結果となってしまったわけだが。

お父さんは
若いときはそうではなかったが
歳をとって
頑固で
無神経で
人の気持ちがわからない
人になってしまっていた。
どうしてなのか
その原因は
あの映画では描かれていない。



お母さんは
もうどうしようもないところまできて
お父さんのことが好きではなかった

衝撃的な発言をするが

人は
そこまで年取ったときに
自分がどう思うかなんて
予測できない人の方が
多い。


何も考えず
当たり前のように
結婚し
当たり前のように
セックスして
当たり前のように
子供を産んで

自分がそれを
きちんとできると
疑うことをしない。

自分が
結婚に向いてないとか
子供を育てられないとか
最後まで
ちゃんとした家庭を築けないのではないか
とか
結婚するときには思わない。

みんなそうだ。


最後に
無差別に人を殺した
次男はさ。

私は
最後に
この人は一番
自分のことがわかってるな
って
思った。

だから
自分は死刑になるべきだと
思ったのかもしれないけれど


それは間違ってると思う

はっきり論理的に
説明できる説得力のある人間が
まわりにいなかったのだろうと
思う。


死刑廃止論者の女性も
言わんとしていることはわかるし
彼女が心の底から
そう思っていることもわかる。
彼女は嘘はついていない。
けれど
矛盾している。

最後に
じゃあ
俺も人を殺すから自分の妻になってくれ
と言った「お父さん」に
それでも人間ですか
とキレていたが


恐らく
その怒りは自分が
急に性的目的で襲われたからであり

そもそも
見ず知らず(一応義父ですが)の中年男性一人暮らしのところに
上がり込んでいる時点で
警戒心がないのが間違い。

私だったら
自らそういうことはしないし
そのことでそれが論理的な思考に影響を及ぼすことはない。

彼女は無防備だし
結構人の気持ちが
わからない人だと思う。

でも
みんなそうだ。


それで思い出したけど
次男くんが
その「婚約者」に心を開いている瞬間があるが

それは
最初の一分だったのだ。


そもそも
次男くんは
人を全く信用していないが
最初は
「婚約者」という設定に
「乗り気」だった。


でも、
次男くんが彼女の名前を呼んで
彼女の反応は
すこぶるいただけないものだったので

コミュニケーションは
そこで終了したのである。

一般の人は
彼女が自分のエッチのときの話で
自分をさらけ出したときに
次男くんも
心を動かされたのでは
とか
勘違いしているかもしれないが

すでに
最初の時点で
コミュニケーションは終了していて
取り返しはつかないことになっている。

よって
最初から
絶望的なのである。

そういう
細やかな構成も
この作品の秀逸なところである。


それで
また思い出したけれど
この家族の他に
「普通の社会人」として
登場してくる人達が
何人かいる。

会社の話が
二転三転する上司とか(笑)
あと
おばちゃんたちとかもね。

気にしなくていいよ。

みんな
そうだから(笑)

みんな
すべからく
そうだから。



次男くんの
引きこもりの原因は
なんだったんだろうか。


長男がリストラされて
きっと再就職もうまくいかないと
自殺するほど絶望した理由は?


それは
あの映画では
描かれていない。


とても良い作品だった。


この作品を
ちゃんと見ることができて
自分が思ったことを
そのまま
ここに書けるということができて
私は嬉しい。


この映画は
見る人を選ぶ映画だ。


昨日は
「W座からの招待状」で
この映画を見たが、

今回はもう
エピローグトーク
見なかった(笑)

テレビは
つけっぱなしにしていたけど
終わってから
歯磨きをしに行ったので。
(アイス食べながら見てたから。)


恐らく
あの二人は
まともなコメント
(と書いてテレビ的にはまともなコメントなのかも
とは思ったが)は
できていないだろう
という予測のもとに(笑)


気にしないで。

みんなそうだから(笑)


ではでは
今日も会社です。

頑張りましょうo(`^´*)

あ。
今上司が来ました。

なんか
この週末
仕事で会社に
来たとか言ってるけど
絶対嘘だと思う(笑)

まず
来て早々言ってるところが
わざとらしいよね!(笑)

あ。
この間の
面白いこと
思い出しちゃった。

それは
またの機会に(笑)



またねー('ー')/~~