O.I.A.

おはよう。

昨日の夜は
また「ブラックスワン」を見ていました。

なんか昨日から
喉が痛くて
風邪を引いたらいけないので
風邪薬を飲んだんだけど
眠くなっちゃって
途中で眠りかけて
慌ててベッドで寝ました。

ブラックスワン」は
やっぱりバレエのシーンが
いいですよね。

冒頭と
クライマックスの
黒鳥のシーンが
いい。

昨日
いろいろ考えていて
思い出したんだけど

「完全なるチェックメイト」でね

映画の最後に
その後のボビーについて
少し挿入されていたところについて

前に少し書いたんだけど

あの映画を見て
その箇所の意味に
気づいた人は気づいたと思うんだけど
たぶん理解できない人もいるんだろうなぁ
と思ったので
少し補足で
書いてみたいと思います。

あのエンディングのところで
ボビーがその後の
数百万ドルのオファーを断ったり
挙げ句米国から放浪罪に問われたり
経済制裁を受けたりしてたってことが
言われていたんだけど

それが事実だとしたら
どういうことなのか
ということです。

放浪罪なんてものが
あるってこと自体
知らない人が多いと思うけど

それはつまり
放浪罪というものに問われたりすることが
ほとんどない
ということですね。

では
何故ボビーはその罪に問われたのか。

この間も少し書きましたが
それはですね
ボビーは米国の「資産」だからです。

文字通りの意味で。

つまり、
例えばボビーが
数百万ドルのオファーを受けた場合

どのくらい米国に
利益をもたらすか。

もう少し噛み砕いて言うと
日本の場合
個人の収入に対して
さまざまな税が課されるわけですけど

例えば
数百万ドルを為替1ドル100円で換算して
日本円になおすと
億単位の金額になるわけですが
日本の場合所得税だけでも
それに0.05%の税金がかかり
国の収入になります。


まぁ
自分で0.05かけて
計算してみてください。

一回だけで
それだけの金額が入る。

それだけでなく
本物の才能は
人を動かす。

いとも簡単に
人に感動を与える。

国を動かすんです。

だから
米国は
ボビーに勝手に米国から出ることを
禁じた。

経済制裁をかけて
個人的に経済活動をすることを禁じた。

そういうわけです。

米国は資本主義経済を根本に成立している社会なので
当然と言えば
当然だろうと思いますし

個人からしてみれば理不尽極まりないですけれど
今世界はそういう風に
成立しているから
仕方がない。

日本は
そこまであからさまではなくて
放浪罪に問われたりすることは
ほとんどないですし
個人に対する経済制裁はほとんど目に見えないんですけど
まぁ同じようなことは
行われているでしょう。

特に日本は精神性を重んじる社会なので
お金よりも「心」を大事にする人たちが多いので
経済のことをあまり持ち出すと反感を買う。

だから
そういう社会に対して
反要因となる可能性があり
人の心を動かす人はどうなるか。

まぁ
自分で調べてみたらわかると思うし
知っていると思うけど
社会から「いなくなった」ことにされるんだと思いますね。
これは私の予想ですけど。

病気になったり
自殺したり
事故にあったり
とか。

えとせとらえとせとら。

だから
才能がある人たちは
気をつけてほしいんですよ。


そんなこともあるんですよ。

わかりますか?

絹ごし豆腐のようなメンタルの
絵音くん。


それと
お金持ちの人達に
言いたいんだけど。

なぜ
ボビーに数百万ドル支払う人がいると思いますか?

それは
それだけの見返りがあるんです。

お金だけじゃなくてね。

日本の歴史を
見てみてもいいんじゃないかな。

古くから
日本で指折りの実力者は
文化人を
とても大切にしてきました。

例えば織田信長だって
新しいもの好きと言われていますけど

いろんな新しい価値観に触れることで
得るものが
たくさんあったんでしょう。

豊臣秀吉
そういうことは
わからなかったみたいですけどね。

だから
千利休を殺している時点で
秀吉は終わっていたと言っても
過言ではないかもしれません。

近代になって
文化人を大切にする傾向は
なくなってきたけれども
昭和になるくらいまで
まだ残っていたと思う。

今は
そういう人をとんと見かけませんね
今のお金持ちはフィジカルな欲望を満たすことが
優先の人が多いし
社会そのものがそういう風潮に変わってきていると
感じます。



この間
長崎へ家族で旅行に行ったときとかに
思い出していたんだけど

文学者っていうのも
私達世代でなくなるかもな
と思ったりも
しました。


文学者も
昔は大切にされていましたし、
私も長崎でいろんな人に
お世話になりました。


まぁね
文化人も文学者も
ピンからキリまでいますから(笑)

その辺の目利きも
実力のうちです。

せいぜい
いい文学者を見抜いて
大切にすることです。


そんなわけで
会社に着きましたので

この辺りで。


今日も1日頑張りましょう。