REMEMBER


今日は
「手紙は覚えている」
という映画を見た。


とてもよい作品だった。


戦時中に人を殺した人間が

その後
「平和」とされる社会の中で
どうやって生きていったのだろうか

考えたことがあった。


たしか
ブログにも

そのことを書いたと思う。


その答えのひとつを
教えられたような
気がした。


私は
日本で暮らしていて

戦争と平和いう概念を

日本で作られたものでしか
考えることが
できていなかったかもしれないなと

思った。


世界中の人が

戦争で傷を負って
生きてきたし

たぶん

今も生きているのだと
思った。



何も考えずに
生きてきた人も

いるだろうし


でも
苦しみながら
生きている人も

いるのだろう。


戦争というものさえ
なかったら

きっと
しあわせに
生きていられたに

違いないのに。


たとえ

戦争が起こっても

社会が
間違った方向に
進んでいっても

自分の考えは
間違えないように
したいと思う。


これからも
きっと

そうしよう。


でないと
きっと

いつかそのしっぺ返しが
くるから。

不幸の連鎖を

作り出してしまうから。


きっと

みんな

それぞれが
そう思って

それを実行さえできれば
よいことなんだけどね。。。


そんなことを
考えていた。


緻密な
人物描写と

思いがけない
ラストを含め

ストーリー展開と
構成も見事で

セヴ役の
クリストファー・プラマー氏が
とても素晴らしい。

とても
とても
よい作品
だった。