ことのは。

こんばんは。

久しぶりの更新です。
今日は早いの。

ていうか3月からは
残業しないことに
したので。
(諸々の理由で。)

今日
お昼休みに
ドレスコーズ
志摩さんのインタビュー
読んだら
おもしろかった。
(後半。)


「自分殺し」ね。

おもしろい発想だと
思った。

できるかな?


でも
最近の
ライブレポートで
なんでもかんでも
テンプレートに押し込められるというのは

やっぱり書く人の
能力の問題なのでは
ないかと(笑)


というか
最近の人の文章を見ると

その人達が
どんなものを見てきて
それに対して
どんな風に考えてきたとか
まるわかりなんだけどさ。

ほんと
ちゃちなもの見て
ちゃちな考え方しか
してきてないんだろうな
と思うけど。

そして
そういう人達が
あーだこーだ
書くわけで。


それが仕事とか
ほんと
考えられないわ。

そして
自分達が
そうであることに
気づきもしないし
指摘しても
わからないからね。

考えることを
放棄してるくせに
文章を書いている。

その人達の
「書く」
という行為は
ただ
「書いている」という
「行為」だけ。

本当に
何かを
書いているわけではない。

自分が本当に考えたことや
書きたいことを
書いているわけじゃない。
何も考えていない。

文章が上手と
言われる人もそう。

心が
ないんだよね。

みんな
なにも考えられなくなって
本当に書きたいと思って
書いている人との
区別もつかない。

何もわからない。


そんな人達の
文章をずっと見てたらさ

なんか
最近自分も
そんな文章しか
書けなくなりそうとか
思ったりする。


きっと
音楽の世界でも
それは
同じなんだろうと思う。


音楽をやりはじめる理由が
誰々みたいになりたい

とかは
別にいいと
思う。


モテたいとか

武道館をいっぱいにしたいとか

最初の理由は
それでいいと思う。

でも
本当に真剣に音楽をやってたらさ

そういう理由って
なくなるんじゃないかな?

知らないけどね(笑)


聴く側からしてみたらね

全然違うと思うの。

私は
全然違うと思う。


音楽を「手段」にしている人とさ
音楽「そのもの」をやっている人はね

違うと思うのよ。


私は
そう思う。


そうできる環境にいる人とね
できない環境にいる人がいるのも
知ってるけどね。

だからね

文学も
音楽も
絵も

きっと
同じことが
起こっている。


みんなが
考えることをやめて
文化が崩壊しようとしてる。


だから
私は危機感を抱いている。
少しね。


いつか
人間は何も考えられなくなって

何が美しいのかさえも
わからなくなるかもしれない。

そのスピードも
予想以上に早いの。

私も
そのスピードに乗っかってみたけど

疲れたね。

一人で
ゆっくり考えて
のんびりお散歩しているときのほうが

得るものが
多かったよ。

江戸時代の風流人は
昼寝してたけど

それくらいが
いいのかもね

って
改めて思うの。

だから
私は
マイペースで
音楽を聴くことにした。


ゆっくりでも
美しさや
楽しさは
逃げたりしないから。


だから
ゆっくり
じんわり
堪能するつもりですよ。

本当は
書きたいこと
たくさんあるの。

でも
今は
環境的に書けないし
書きたくないからさ。


志摩さんの
インタビュー
久しぶりに読んだら
なんか
ほっとしたよ。


「自分殺し」はさ

固まりつつある自分を
崩壊させるために
やってみても
いいかもねとか
思った。

この間ハスミンはさ
自分を変えないで
世界を変えると書いたけど
普通の人は
なかなかそうはいかないでしょ。

要するに「全員皆殺し」にしない限りは
世界は変わりそうもない
っていう
絶望的な状況なんだよね。

だから
その世界のせいで

自分まで歪むのは
私は嫌だから。


でも
既に
かなり歪んでしまったから。

一度
歪んだ自分を
自分として
どうにかしないと


思ったりしたことも
あったけど

でも私は
この歪みも
結構気に入っている。

これも
私だから。

なんか
素敵な自分を
手に入れた気がしているし
それで
わかるようになったことも
たくさんあるわ。


そうだ
谷崎のことについて
書こうと思ってたのに
まだ書けていないね。

私はね
「刺青」が好きだなぁ
と思った。

その良さがね
改めてわかった気がしたわ。

女の子が背中に刺青を入れられる前に
絵を見せられるんだけどね
その絵の凄さをね
谷崎の筆致が
ものすごく滑らかに描き出してるのよね。

あれが谷崎の考える
「江戸の美」の極致なんだろうなと思う。

あの数行は
本当に背筋が寒くなるほどすごい。



そして
美しい。


谷崎は
消えゆく江戸の美と
死ぬまで格闘したんだろうな
と思う。



「刺青」の書き出しも
すごいけどね。


「美しさこそ正義」
だからね。


まぁ
この
○○は正義
というのも
最近地に堕された言葉では
あるけれども。


本当に悔しいことだね。



どうでもいいやつがさ

ちょっとの間に利用して
ボロボロにして
捨てんの。


谷崎が
命を削って書いた
言葉をね。

コマーシャルに
乗せられてね。


やりきれないと
思うよ。

私はね
そう思うの。

私は
見てきたわ。


そういう
命懸けの
人達をね。

ずっと。


だけど
そんなことを言っても
誰もわからないと
思ってた。

だから
今日
ちょっと通じるものをね
志摩さんのインタビューで
感じたから
少し安心したのね。

いつも
音楽とか絵とか
聴かせてもらったり
見せてもらったりしている人達からは
そういう思いを
感じるし

感じたら
「わかってるよ」
って返したいけど

今は無理みたい(笑)

いろんな理由で。


だから
まだまだ
先は長いけど
またちゃんと書けるように
きっとなると思う。


それまでに
片付けてしまわないといけないものも
ありますからね(笑)

谷崎のことは
またいつか改めて。

痴人の愛」のこともね(笑)

そうだ

何故今日志摩さんのインタビューはね

RADの野田さんの
テレビの主演のお知らせ(悲報)を見て

どんなストーリーか
ぐぐってて
偶然見たのね。



怒らないで聞いてほしいんだけど。


絵音くんたちが
紅白に出ると
聞いたときと同じ悪寒がして
言わせてもらいます。




ヤバいじゃん!


早々に
変な虫が
付きそうで

悲しい限りです。


気をつけてね。。。


では
今日はこの辺りで。


またねー('ー')/~~