問題解決編。

じゃあね

社会のせいじゃないなら
なんなのか

と。

不況(と、とりあえず
言っておきましょうか)なのは
社会のせいだけど

それは
社会のせいじゃないとは
どういう意味なのか
と。

シンブンシの
奥田くんの場合

なぜ
あのような境遇に至ったのかを
考えると

会社に
人としての人格を
傷つけるような行為を繰り返し行われたあと
(社員差別、組織的ないじめ)
不当な業務を行わされた挙げ句
(急な配置転換、主たる業務以外のことを
本人の意思に背いて行わせる)
その結果急性胃腸炎になり(因果関係がはっきりすれば損害賠償責任が問われる)
等々。


その会社とね
そこにいた人達がね

そんな風にしなければ

すくなくとも
シンブンシは
存在しなかったんですね。

普通に雇えたはずですよ。
給料分の働きは
しているわけですから。

掃除当番をさせるくらいなら
その1人分の給料分くらいは
働いてるだろうからね。

要するに
嫌がらせするための人間が
必要なんですよ。


最近わかってきたけど
そういう会社
多いみたいですね。

社員に無理な雇用環境を強いている会社ほど
多いみたい。

でね
そういう不満の捌け口のための人が
必要で
そいつに不満を向けさせたら

人ってさ
面白いもので

思いっきり自由にいたぶれる相手がいると
ほんとに度を越えて
そいつをいじめようとするのね(笑)

でもさ
そのルールって
会社の中だけでしか
通用しないのね。

本当は。

だから
シンブンシ君の場合もね
普通にそのことを
まだ体の調子がいいときに
訴えておけばよかったんだけどね。

真面目で純粋な人ほど
それができないのよね。

まぁ
シンブンシくんの元上司は
「そういう」人間だから
面接のときから

そんな風な人材を
選んでたの。


わかるわー。

私が大学院を出て
初めて就職した会社が
そんな感じだったの。

大学院のね
就職相談窓口みたいなところでね
紹介されたんだけど

他にも大学院から
何人か入ってみたいたけど
今考えると
1人も正社員になっていないの。

要するに
最初から
正社員にするつもりなんか
なかったのね。


でもね
大学院生が必要だった理由は
もうひとつあって

そこの企業はね
文科省と共同で
プロジェクトをやっていて
それがね
大学院と企業との
よくある共同プロジェクトみたいな
感じでね

大学院生を企業が雇い入れて
お互いに知恵とか経験とかを分けあって
みたいな
ある意味政府とかがよく考えそうな
「理想」みたいな感じね(笑)


最初は
理想として
本当にそんなことを
考えていたかもしれないんだけど
実際は無理というか
その企業では
そういう「理想」が
通用するような
環境じゃなかったのね。

結局
現場の人間に
放任して
他の人と同様に時間いっぱい働くだけ
働かせてね

利用するだけ利用してね

私なんかさ
今の会社と同じで

そこの企業が運営する派遣会社に登録させられて
かなりの金額が
派遣会社に支払われるわけ。

だって大学院生だと
前も言ったけど
結構な金額の時給を支払わなきゃいけないのね。

でも本人は
他の人と同様の額しか
もらってないのね。

で差し引きして
その差額がその企業のものになるの。

でもさ
経理とか総務とか
同じ会社の人間はさ

なんでこいつこんな金額もらってんの?
みたいになるわけで(笑)

そりゃあ
不平等感増すよね(笑)

特に
経理とか
女ばっかりだから
そういうの目ざとい人多いしね。

だから
すごいあっという間に
ターゲットになりますよね。

でさ
ちょっとでも気に入らないことがあったら
ますます憎悪を募らせるわけ
そうこうしてもね

会社をやめて
一からやり直すことも
できるわけですね。

でも
私の場合は
そうはならなかった。

どこまでも
どこまでも
つながっていって

どこまでも
どこまでも
広がっていったのね

一方的に。


そこが
問題なんです。

だからね

シンブンシ君は
まだやり直せたんですよ。
空白期間って
それほど
就活では
実際は気にされないです。
だって
病気は誰にでも起こりうるし
いろんな事情で少しの間
お仕事できない期間があるのは
当然のことなんでね。

特に派遣の場合は
そう。

救急車で運ばれたら
急性ということで
診断書だって書いてもらえるから
ちゃんと記録も
残るし。

その病気に至った経緯だって
証明しようと思えば
できるし

それを言えば
向こうだって派遣会社だって
不当に解雇することは
できない。

だから
「予告犯」は
少しおかしいね。


今の社会が
おかしいのと

少し似ている。

一度外れた人間は
やり直しが
できないように

みんなが
一丸となって

ひとつの方向に
意識合わせをしている感じ。

だから
一旦引きこもりになると
なかなか出てこられないし
それに甘えてしまうっていう
現状もある。


たぶんね
ずっと引きこもりだったけど
社会に出てみたら
以外と行けるものだと
思うのよね。

まぁ
巷で言うところの
サクセスストーリーは
ニセモノだと思うけど。

引きこもりできる環境って
家もあるし
働かなくても
食事もあるから
生きていけるわけでしょ?
それができなかったら
働きに出ますよ。

でね
家があったら
仕事もあるはず。

アルバイトは
中卒でもできるものだってたくさんある

仕事には今
学歴とかは
関係ないんですよ。


すくなくとも
私の回りでは
そう。(笑)

今の会社も
私より年齢が上の人も
したの人もたくさんいますよ。

PCの操作も
システムの人以外は
誰か飛び抜けてできるわけでもないし。


だから
あれだけ就活に苦労したのが
本当に嘘みたいですよね(笑)

行基準が
よくわからないな
って思いますけどね
(^-^)

あと
家庭の事情とかで
急にやめる人も
ザラです。

だからね

一番危ないのが
「そういうことになっている」
っていうのが
いけないのね。


まぁ
引きこもりの間に身につけた
感覚が通用するかどうか
っていうのは

社会に出て
自分が一番わかることだろうけど

とりあえず
働こうと思ったら
働けると思いますよ。

シンブンシくんだって
javaScriptが書けるだけでも

引く手あまただったと思う。

だって
普通の会社は
ちゃんとしたところはね
システム系は外部発注だし
それができないところは
自社でやらなきゃいけないわけだけど
アクセスとかエクセルで管理してるところも
たくさんあるのよね。

そんな感じ。

ではでは
またねー(^-^)