思考と記憶。


こんばんは。

今日は
ふと思い出して
「悪の経典」を
読んでたよ。


前に
映画を見て
それきりだったんだけど

去年の秋ごろ
ネットもテレビも
見てなくて
音楽も聴いていなくて

本を読もうと思って
本屋さんに行ったら

「悪の経典」が置いてあって
買って帰って
読んだの。


本も
すごく面白かった。

映画で
ストーリーは
知っていたけど

主人公のハスミンがね
どういう人だったのか
ということが

本にはちゃんと書かれていて
それはまた
映画とも違って
よかった。


私は
ハスミンがどんな人か
知りたかったから

私は
そのことを知ることができて
よかったです。


三池監督が
下巻に解説というか
魂のこもった一文を
寄せられていて

作者の
貴志祐介さんへ
「蓮実聖司の社会復帰を!」
と書かれていたのが

私が
三池監督に
「続編を!」
と書いていたのと
同じだった。(笑)


ハスミンは
生きるために世界を変えるバケモノ。

そして
窒息死寸前の私達を救うヒーローだと

三池監督は
書いている。

同感。

みんな
この世界を
変えたがっている。


エヴァもね

同じだと

私は
思っているけど。


リリンは
自分を変えずに

世界を変える。


私は考える。

ハスミンに会ったら

私は
ハスミンにとって
どんな存在になるだろうか
と。


ハスミンに利用されることなく
殺されることなく

私は
私として

その世界を
生きてみたい。


ハスミンの
心の奥底で

私とつながっている
何かを
感じて

自分が
生きていることを
確認したい

思ったりする。


ハスミンを知ることは

自分を知ることだと
思うから。


実は
この小説のなかで
ハスミンを陥れることができる人間が

1人いる。

誰かと言うと
美術の久米先生だ。


ハスミンの「殺人」は
やはり

リスクが高い。

全員皆殺しにしなければ
綻びが出る。


それが
ハスミンの甘いところなのかもしれない。


ハスミンは意外と
「人間的」なところも
ある。

なんだか
少し眠くなってきた。


今日は
あまり何が書きたいのか
わからないな。

また
明日からがんばろう。


おやすみなさい。