モノノケの夜、ある意味生命讃歌。

こぬにちは。

今日も福岡は
晴れたり曇ったり。


昨日は
なんか
夜に思ったことを

いろいろ書いたけど
素直に言えた気がする。


昨日書いてて

別に盛り上げるために
ライブに来てるわけじゃない

って書いたけど

まさに
そうだな

と思って。

今朝も考えてた。


だって
音楽を聴きに
行ってるから。

演奏する姿を
見に行ってるから。

ライブというものを
味わいに行ってるから。


そして
なんかね

自然と盛り上がっちゃった

みたいなのは
あると思う。


盛り上がらずには
いられない

みたいな。


会場にいる人達がさ

なんか
ひとつの
想いの固まりみたいにさ。

そういう経験を

或いは奇跡を

何度も体験してきたよ。


エレカシのライブで。


そういうときは
みんな言ってた。


「今日のライブって
なんか凄かったよね」

って。


そうとしか
言いようがないのよね。


そして

ライブも

いいときも

悪いときもある。



アーティストの人達は

プロだから

お客さんの雰囲気とか
盛り上がり方に

気を付けたりすることは

当たり前にあると
思うけど、


別にお客さんが
自分達で

会場の盛り上がり方を
気にする必要はないわけで。


まぁ
盛り上がって
アーティストが
すごい乗せられて

すごい歌になったり
パフォーマンスになったりすることも

あると思うし

そういうライブを
主にやってますっていう
アーティストも
バンドも
たくさんいると思う。

アーティストも
お客さんが
盛り上がって
楽しくしてくれてたほうが
自分達も
楽しいし
嬉しいって
思うはずだろうし

たぶん
そういう人が多いんだろう。


でもさ

エレカシって


お前

何手ぇ叩いてんだよ?


お前
何うなずいてんだよ?


何笑ってんだよ?


って

言われるバンドなんです
(笑)


そして

それが何故か嬉しかったり
するんです。


お客さんは。


それは
誰かに対する攻撃ではなくて。
(それが攻撃の道具にされたのが
例のさいたまスーパーアリーナでしたけれども(笑)
そのときね
エレカシは利用されてるな
って思って
すごく悔しかったし
悲しかったわ。)


エレカシ
お客さんに
媚びないし

お客さんも
エレカシ
媚びないんです。


いつもがいつも
そうじゃないですよ?


やさしいときもあるし

楽しいときもあるし。


エレカシ
いろんな側面を持っている。

他のバンドとか
アーティストには
ないですよ。


絶対に
迎合しない
ある部分を持ってるの

だから
そういうところに
惹かれて来る人達も

エレカシには
いたんです。


やさしさと

愛と


そして
それは

敬意です。


それこそが

信頼かな

って

私は思います。



何があっても

譲れない部分がある

っていう。


私は

個人的に
いろいろあって

その中で

エレカシのライブに来たとき

会場の変わらない雰囲気に

すごくほっとしたんだよね。


帰る場所があった

って。


そのあと

ライブの雰囲気まで
変わってきて

もう
あまり
行かないようになった。


今は

なんか

いろんなことが
おかしいと思う。


宮本さんも

会場とか

人の顔とか

気にしすぎだと思う。




この間

「RESTART」のMVを見て
なんか
宮本さんが

宮本さんに戻ったような

気がしたんだけど。


それで

すごく楽しみにしてたんだけど

でも
あんまり変わってなくて


でも

曲の迫力とかは
すごかった。

一曲一曲に
かける熱量は

今まで以上で

というか

いつもすごいから
さらに
気合いが入って
ものすごいことになっていたけど。

でもね

やっぱり変わってなくて。
別に
それは悪いことではないかもしれないけど

私は素敵なものが
失われてしまうような気がして

とても残念だと思う。



それは
お客さんが
どうこうできる問題じゃないんだよ。


お客さんが
どうこうできると
思ってたら

それは傲慢だと思う。


だから
私達はひたすら
待つしかないんだよ。


でも

それが

昨日の
「翳りゆく部屋」のときに
爆発したんだ。



あの凄さは

あのとき
会場にいた人なら

わかったはず。


大袈裟にどよめいている人達も
いたけど

私は

昔からずっと見てきていた人達が

或いは
初めてそれがこの世に存在するのを
目撃してしまったみたいに
息をのむように黙りこむ
気配を
感じた。


それは
宮本さん自身感じていて

宮本さんの口から

「グロテスク」って
この曲に対する言葉が
出たくらい
だったの。


生のどろっとした感情がね
音楽で再現されたの。


ユーミン
「翳りゆく部屋」ではなくて

エレカシ
宮本さんが作り出す

暗黒の世界でした。


モンスター級の。


だから
私は

あまりにすごくて
にやりと
してしまったの。


それが

私という人間の本質なんです。


グロテスクでしょう?(笑)

私は
そんな人なんです。


でも
それは

宮本さんに対する
愛なんです。


絶対的な信頼というか。


そういう想いを
共有しに来てるの。


だから
昨日は

それだけでも
よかった。


私はね。


作られたものじゃなくて

そのときの
感情
空間
熱量
等々

その中で
生み出された

モノ。

まさに
モノノケ
ですよ。


でもさ
そういうことは

何度もあるわけじゃなくて

おそらく
前にも
先にも

一度だけなんです。

だから
昨日の瞬間は

もう二度と来ない。


だから
ライブは
生き物なんです。



だから

私は

その夜のことを

忘れない。


これからも

決して。



ライブの感想は

また改めて書きます。


書くことは決めたので。


エレカシの30周年に
ふさわしい内容に
なると思います。


もう少ししたら

馬鹿みたいなことを
しなくてよくなるので

自分の好きなように
時間を使えるようになるの(笑)

だから
そのとき

ゆっくり
書きます。



ライブは

本気と本気の
ぶつかり合いなので

ひやかしなら
帰っておくれ

って
感じです。


私は
そう思ってるの。(笑)


だから

次のライブまでに
どれくらい
自分自身が頑張れるか

どれくらいまで
想いを積み上げられるか

なのよね。


私は。


ではでは
今日はこの辺りで。


また
しばらくお休みに入ります。


お休みあけは

おそらく
エレカシの福岡の感想で
はじまるかと。


ではでは
またねー('ー')/~~





だから

迷惑と思われてるなら

そういうことは

しないだけです。


ライブで

見られたくないなら

見ないから。


それだけ。