詩と真実と。

         2017/06/09/07:25

おはよう。

昨日は
帰ってきて疲れてたから
ちょっと
うとうとしちゃった。

なんか変な時間に寝ちゃったので
眠い(=_=)


今日1日頑張れば
やっと週末ね。


今朝は
先週WOWOWで見た
ドキュメンタリーで
仲代さんの最後の舞台に密着した番組について
書きたいと
思っております。

仲代さんは
亡くなった奥様とパリでみた
「授業」という舞台を
いつかやりたいと思っていて
その悲願だった舞台を
最後の舞台としてやることに決めた。

その時の様子を追った番組で
本当にとても興味深かった。


見る人の魂を
心の底から揺さぶる演技をする
役者さんがいる。

仲代さんは
そういう役者さんの一人だと思う。

有無を言わせず
心を刺激する。


仲代さんの
怒りの演技は
地の底からわき上がる
神のような怒りを

また或る時は
人間の生々しい感情を

ブラウン管を通しても
皮膚で直接感じるくらいの演技で
私達に語りかける。


現在
「海辺のリア」という映画が
公開されているということだが


シェイクスピアを知っている人なら誰でも

日本で「リア王」を
まさに「リア王」として演じることができる
数少ない役者さんの一人なんです

と言われて
その映像を少しでも見たら
きっと納得してもらえるだろうと
思う。


そんな仲代さんが
長い役者人生における舞台の演目として
最後に選んだものは

女生徒と老教授と一人の女性の
三人からなる
小さな舞台だった。


それは
いわゆる不条理劇と呼ばれるもので

わかりやすさ
とは
対局にあるものだった。


それでも
長い間
仲代さんと仲代さんの奥様を
魅了し続けた演目である。

その最後の舞台が終わったあと
仲代さんは言う。


「この舞台を見ることで
見た人が
それぞれの思考の世界で
何か真実を見いだすことができたら」
と。


私は
その言葉を聞いて

とても納得した。


人は自分が
この世界に
何のために存在するのか

その理由を探しながら
生きていると思う。


演技や音楽や絵や文学

いわゆる芸術と呼ばれるものは

世界がどんなものであるか
自分とは一体何なのか

目には見えないけれど

生きていく上で
その根本となる
真実を
私達に教えてくれるものなのでは
ないかと。

自分が
或いは
世界が

どんな風にできているのか
どんな感情を持っていて
自分は
人は
生きているのか

どんな風に生きていきたいのか

その真実を
知ることができるように
私は思う。


仲代さんは
「道楽で好きなことをやらせてもらっているようなもの」
と言いつつ
「嫌なもんだよな」とも
言いながら
さまざまな困難を乗り越え
その舞台に向かっていた。

同じようなことを
前に宮崎駿監督も
言っていたような気がする。

めんどくさい
困難を乗り越えて

それでも
やりぬく

作り上げる。

それは
使命
あるいは
天命と呼ばれるもの
なのかもしれない。


そして
私達はその創造物に真実を見る。


仲代さん自身も
その真実を
探しているのかもしれない。

そんなことを
考えていました。


一方

今日も
朝の通勤電車は

いつものごとく
「お前馬鹿だろ」っていう
キチガイ
あふれています。

さっき
背中に「JAPAN」と書かれた
Tシャツを着た人に
思いっきり
肘で←押し退けられて

そいつは
別の車両に移動しましたよ(笑)

ほんと何がしたいのかわからんが
とりあえずここに
キチガイ
書いてほしかったんだと思う。

わざとかどうかくらい
わかるから。
普通に。

それで
私がいつも
わざと大きな声で
「痛っ」とか言うので

隣のやつがほくそ笑んでたから
「何がおもしろいのかわからん」
って言ったら

窓ガラス越しにこっちを
伺ってきたので
わざと目を合わせてやったら
慌てて目をそらせて
何故かスマホを切って
目を閉じてた(笑)

とりあえず
いつものごとく
かまってほしいゴキブリだった。


ほんと
全員死ねばいいのに
と思う。


馬鹿が考えることは
ほんとに
つまらないことばかりだ。
この雲泥の差も
世界の真実のひとつ。


そんな感じですが
今日も1日頑張りましょう。

ではでは
またねー('ー')/~~